金融

バブル崩壊

最終更新日 2016/11/26

リーマンショックにおける欧米の投資銀行やファンドは、実際に手元にあるキャッシュ(お金)よりもはるかに巨大な通貨供給量(マネーサプライ)が増加していくことで、更にバブルに呑み込まれていったのです。そのバブルが崩壊したのがサブプライムローンに端を発する不動産バブルの崩壊です。

 

米国の低所得者向けのリスクの高い債権が、世界中に売られていることから、世界で同時多発的に信用収縮が発生し、その影響を受けた金融機関は金利を引き上げ、一切の融資をストップしたのです。すると、そこからファイナンスを受けてレバレッジをかけて不動産投資をしていたリーマン・ブラザーズなどがそれ以上の大打撃を受けてしまうことなります。

 

この時、リーマンが60兆円という莫大な負債をつくった根本的な要因はこのハイリスク・ハイリターンのレバレッジの仕組みといえるでしょう。

 

膨らんだバブルは必ずはじけます。それはリーマンもサブプライムローンも関係なく、早いか遅いかの違いで、必ず発生する経済の基本原則です。金融業界ではバブルの限界値というものが目安として存在しています。

国債の利回り

それは、国債の利回りです。これは金融業界では、無リスク金利とも呼称されています。国債は確実な利払いが国家によって保証されていますので、国が破綻しない限りリスクは発生しません。このことからわかるように、無リスク金利とは元本と利払いが保証された利回りを指します。

 

逆に言えば、国債の利回りとはリスクの殆ど発生しない代わりにそれほど利益も出ない、その国家の最低ラインの金利ということになります。インフレ度や景気のバロメーターなど様々な指標に使用され、バブルの限界値にもなっています。