金融

プロジェクトファイナンスとは

最終更新日 2016/11/26

プロジェクトファイナンスとは、主に海外の大型開発プロジェクトに対するシンジケートローンなどにみられる貸し出し形態で、複数の企業が開発主体となる共同体(コンソーシアム)を形成し、金融機関はそういった当該プロジェクトの収益から返済と金利を受けることを前提に、融資を実行します。

 

ノンリコース型不動産プロジェクトファイナンスや、アセット・バック・ファイナンスなど、これらプロジェクトファイナンスにおいて、プロジェクトを組成した初期の段階で、目論見書等に返済方法が詳細に記録されており、企業体全体の財務内容等には無関係で、あくまでもそのプロジェクト単体の利益と資産により、返済や利払いが予定されていることが特徴です。

 

したがって、これらの貸し出し金の審査において、プロジェクト自体のスキーム、目論見書等の内容とその実績などを精査しながら、回収の危険性を判断し、分類をすることになります。

プロジェクト融資

国内の融資案件で、プロジェクトファイナンスの形態をとっているものは現状では希薄で、いわゆるプロジェクト融資と呼称されているものも、その大半は最終的に事業主体たる個々の企業の他の事業利益や資産によってその返済は担保されています。したがって、国内ではプロジェクトファイナンスに該当する融資は皆無といって過言ではないでしょう。

 

ただ最近になって一部で実行されているノンリコース・ローンはプロジェクトファイナンスに該当します。

ノンリコース

ノンリコース(non-recourse)とは、求償権のないローンを意味します。信販会社の債権買い取りのように、リスク負担を債権買い取りのように、リスク負担を債権買い取り側で受け持ち、不払いがあっても求償しないのが特徴です。ウィズアウトリコースとも呼称します。